防災も考えた整理収納アドバイザー
アレンジ収納ラボの増田もとこです。
体験できる!
今回で、「災害時に役立つ公衆電話」シリーズもとうとう最終回となりました。
このシリーズでは、公衆電の種類、設置場所、使い方等5回に分けてお伝えしてきましたが、最終回では、公衆電話を使った安否確認の方法をお伝えしていきます。
皆さん、災害用伝言ダイヤル(171)を使ったことはありますか?

知ってるけど、171を使ったことがないわ。

ご存じなんですね!171は、大切な家族との連絡手段となります。早速使い方をご紹介します。
アレンジ収納は、防災と備蓄を考えた整理収納サービスをご提供しています。そこで、災害時の為に知っておいて損はない「災害時に役立つ公衆電話」シリーズをお届けしています。
今回は、 《最終回》災害用伝言ダイヤル(171)を体験しよう シリーズの詳細はこちら↓
【防災情報】災害時に役立つ公衆電話 ーシリーズー
【防災情報】災害時に役立つ公衆電話《第1回》なぜ、スマホ時代に公衆電話が存在するのか?
【防災情報】災害時に役立つ公衆電話《第2回》絶対に覚えておきたい公衆電話の設置場所
【防災情報】災害時に役立つ公衆電話《第3回》知っておきたい公衆電話の種類
【防災情報】災害時に役立つ公衆電話《第4回》災害時でも慌てない公衆電話の使い方
【防災情報】災害時に役立つ公衆電話《最終回》災害用伝言ダイヤル(171)を体験しよう
2022年4月1日より、公衆電話の設置基準が変わりました。
今後、設置台数が減っていきます。
災害時に慌てないように、
定期的に公衆電話の場所を確認しておきましょう。
今日のお話
- 災害用伝言ダイヤル(171)とは
- 災害伝言ダイヤルの体験日
- 覚えておきたい3つの数字
- 音声メッセージの登録方法
- 音声メッセージの確認方法
1、災害用伝言ダイヤル(171)とは
突然起こる災害。平日のお昼なら家族バラバラの可能性が高くなります。安否確認のため、一斉に電話が鳴り響き、繋がりにくい状態になります。そんな時に役立つのが「災害伝言ダイヤル(171)」サービスです。
このサービスでは、被災地の方の電話番号に音声メッセージを登録、確認することができる伝言版です。
2.災害伝言ダイヤルの体験日
月2回「災害用伝言ダイヤル」を体験することができます。日頃からお子様も体験し操作を覚えておきましょう。
体験利用日
- 毎月1日及び15日 00:00~24:00
- 正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
- 防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
- 防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
3.覚えておきたい3つの数字
次に、覚えておきたい3つの数字があります。
3つの数字
では、1つずつ説明していきます。
①共通の電話番号
被災された方の安否確認ができるように、家庭で共通の電話番号を決めておきましょう。
情報が1つにまとまりスムーズに確認できます。1つの番号ならお子様も覚えやすいです。事前に決めておきましょう。
※伝言蓄積数や保存期間等は災害の状況により異なるためご注意ください。
例)家族の安否確認をしたい場合
案1)自宅の固定電話を共通の電話番号にする。
→家族だけでなく親せきの方もわかりやすい
案2)お父さんの携帯番号を共通の電話番号にする
→家族全員分の番号ではないのでお子様も覚えやすい
例)社員の安否確認をしたい場合
ご案内に間違いがありましたので訂正させてください。
このサービスは個々の安否確認用のため、
会社等で利用する場合は市販のシステムをご利用ください。
以下投稿を取り消しさせていただきます。
案1)会社の代表番号を共通の番号にする
→社員が録音して、会社代表が安否確認できる
案2)部署ごとに代表を決め、携帯電話を共通の番号とする
→大企業の場合管理がしやすい
災害用伝言ダイヤル(171)は家族・親戚・友人などの間で行う個人の安否確認を目的としております。会社等における社員等の安否確認のためにご利用いただくと、本来ご利用いただきたい個人の方々の安否確認に支障を来すことにつながりますので、会社等でご利用の場合は、市販の安否確認システム等をご利用いただきますように、お願いします。
NTT西日本HPより引用
②暗証番号
暗証番号を決める。
電話番号がわかれば、誰でもメッセージを確認できます。留守であること。避難場所、行動がわかります。セキュリティー面を考えて「暗証番号」を設定しておくと安心です。
③「忘れてイナイ」の語呂合わせ
利用するには「171」の番号を覚えましょう。
語呂合わせ「忘れてイナイ」を思い出してください。
4、メッセージの登録方法
登録方法はこちら

暗証番号なしの場合
- 「171」をダイヤル
- 暗証番号なし「1」を押す
- 被災地の方の電話番号を押す
- 「1」を押す
- メッセージを録音する
- 「9」を押して終了
暗証番号ありの場合
- 「171」をダイヤル
- 暗証番号あり「3」を押す
- 4桁の暗証番号をダイヤル
- 被災地の方の電話番号を押す
- 「1」を押す
- メッセージを録音する
- 「9」を押して終了
5.メッセージの確認方法
メッセージの確認方法はこちら

暗証番号なしの場合の手順
- 「171」をダイヤル
- 暗証番号なし「2」を押す
- 被災地の方の電話番号を押す
- 「1」を押す
- メッセージを録音する
- 「9」を押して終了
暗証番号ありの場合の手順
- 「171」をダイヤル
- 暗証番号あり「4」を押す
- 4桁の暗証番号をダイヤル
- 被災地の方の電話番号を押す
- 「1」を押す
- メッセージを録音する
- 「9」を押して終了
その他
今回は、公衆電話を使った「音声メッセージ」の登録、確認方法をご紹介しましたが、WEBサービスでもメッセージを確認できます。音声サービスと連携されていますので、状況に応じてご利用ください。
この機会に、ブックマークに登録しておきましょう。
まとめ
「災害時に役立つ公衆電話」シリーズは以上になります。いかがでしたか?
大切なことは、慌てずに行動するための事前準備です。
災害時は、今までに体験したことがない事態になり日常生活が一変します。食事やトイレの準備だけでなく様々な状況を考え対策しておくと安心ですね。
また、連絡手段は「公衆電話」だけではありません。SNSの利用も視野に入れて準備してくださいね。
お知らせ
ここからは、お知らせです。
アレンジ収納ラボでは、全国のご自宅からご受講いただけるお片付け・新築収納・防災などのオンライン講座や個別アドバイスをさせていただいています。講座日程が合わない方は、お気軽にご相談ください。
防災お茶会(和歌山市)
NEWサービス◎モニター募集中