【ご報告】第二種電気工事士に合格！学科試験を独学で９８点。その勉強方法とは

はじめに

こんにちわ。
この度、国家資格の「第二種電気工事士」に一発合格することができましたのでご報告いたします。

実は、試験勉強を始めた頃は合格できるのか不安でいっぱいでしたが、無事合格できて本当に嬉しいです。

そこで今回は、試験合格までの道のりや学科試験で高得点を取得できた勉強方法、技能試験の練習方法について2回に分けて投稿しますので、ぜひ最後までご覧ください。

試験概要

今回取得した「第二種電気工事士」は、一般住宅や小規模な店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できる国家資格です。

試験は、学科と技能試験に分かれており、それぞれ

・学科試験：60点以上
・技能試験：出題された配線図を欠陥なく１つのミスもなく課題を完成

をクリアすることで資格を取得することができます。

試験合格までの道のり

今回受験した理由は、以前より電気工事士に興味があり、新築収納サービスで電気コンセントやスイッチ位置の提案もしているため、もっと知識を深めより快適に暮らすための提案ができるようになりたくて受験したいと思っていました。

ただ技能試験は、平成29年度より1ヶ所でも欠陥があれば不合格になる厳しい基準に変更されため、独学では厳しいと思い受験を見送っていました。

そんな時に、和歌山産業技術専門学院で「【在職者訓練】第二種電気工事士実技試験受験対策コース」を開催している事を知り、学科試験前でしたが受講し今年度の上期試験に挑戦し一発で合格することができました。

98点で合格！学科試験の勉強方法

私が、本格的に学科の勉強を始めたのが試験１ヶ月前の４月中旬でした。この時点では過去問が合格点に届かずかなり不安でしたが、第二種電気工事士の先輩から

1. 問題の傾向を知る
2. わからない問題をテキストで確認
3. 過去問を解く
4. 2.3の繰り返し

このような勉強方法を教えていただけたことで勉強のコツを掴み試験前には10年分の過去問を満点が取れるまでになりました。

ここからは、学科試験を独学で98点とれた私が使った本やアプリ・動画を紹介しますね。

本で学ぶ

私が使用したテキストや問題集はこちらの3冊です。
※最新版を掲載しています。

一冊目は、10年分の過去問と模範解答がまとまったこちらの問題集です。本番同様に問題を解け、模範解答では、数式やポイントもわかりやすく解説されているので答え合わせの時に役立ちました。私は試験1週間前はこの過去問を集中的にやりました。

二冊目は、過去問が科目別に出題されているこちらの問題集です。苦手科目を集中的に勉強したいときにとても役立ちました。サイズもコンパクトなので持ち運びに便利です。

三冊目は、上記過去問と連携されているこちらのテキストです。問題集でわからない時にすぐに調べることができるので、その場で理解を深めることができました。

アプリで学ぶ

こちらは、ホーザン株式会社の試験対策アプリです。テキストが手元にない外出時にこのアプリで勉強をしました。一問一答形式、後で見直せるようにチェックする機能や解説動画がリンク付けされていたのでスキマ時間の勉強に役立ちました。無料アプリなのでぜひ試してみてくださいね。

動画で学ぶ

最後に、動画で学べるYoutubeの「ガミデンキちゃんねる」さんです。
初心者の方でも理解できるように授業形式でわかりやすく丁寧に教えてくれます。

私の場合は、テキストだけでは家や工場の図面の見方がわかりにくかったのですが、「3路スイッチの複線図化」を見ることで、複線図も書けるようになり関連問題も面白いほどスラスラ解けるようになりました。（図面が見れると今後の仕事にも活かせるので嬉しいです。）

また、「電気回路計算の基礎」では効率よく解くために仕組みや理屈を教えてくれたので、計算問題も確実に解けるようになり勉強が楽しくなりました。

そして、苦手な暗記は、語呂合わせや暗記ポイントなどを繰り返し見ることで法規などを覚えることができました。

知識だけでなく受験者の気持ちに寄り添って励ましてくれるガミでんきちゃんねるさん。学科試験だけでなく技能試験対策も発信されていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

学科試験当日

学科試験は、日程調整できるCBTを選びました。
会場は、和歌山城近くの「和歌山十番丁テストセンター」です。

当日は、受付で本人確認を行い荷物をロッカーに預けてからメモ用紙を受取り試験会場に入りました。久しぶりの試験だったのと満点合格を目指していたこともあり、スタート直後は緊張で手が震えてしまいましたが、深呼吸して気持ちを落ち着かせることで集中して試験に望むことができました。

学科試験結果

CBTの学科試験結果は、試験終了後その場ですぐにわかりました。

満点合格を目指していたので一問間違いの98点はとても悔しい結果になりましたが、高い目標を持つことで勉強に励み知識を身につけることができて良かったな。と思います。

失敗できない技能試験

冒頭でもお話したように技能試験は、「何が欠陥になるのか、さじ加減もわかりにくく、自分では些細なミスにも気づきにくい」ため独学が難しい試験だと思います。

そこで技能は、和歌山産業技術専門学院で複線図の書き方、候補問題を練習で教えていただきました。
そして、しばらく練習を休み学科試験が合格した5月中旬から二ヶ月間練習に励み、無事一発合格することができました。

技能試験の詳細はこちらかご覧ください⇩

合格通知

合格通知（試験結果通知書）は、8月23日(金)に発送され、和歌山には8月27日(火)に到着しました。

免状の交付申請

早速、第二種電気工事士の免状を交付してもらうために、和歌山市岡山丁の「和歌山県電気工事工業組合」に免状の交付申請に行ってきました。

申請に必要な書類など（和歌山の場合）

• 免状交付申請書
• 試験結果通知書
• 証明写真
• 和歌山県証紙（事前に銀行で購入しました。）

和歌山県の免状についてはこちら

発行まで約1ヶ月ぐらいで免状が届くそうです。また報告しますね。

免状受取

免状が届きました。詳しくはこちらから

今後の抱負

今後は、新築やリフォームの収納計画をされている方に、この資格を活かしてより快適な暮らしになるようにコンセントやスイッチ位置を提案していきたいと思います。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回は、第二種電気工事士に合格した報告と独学で学科試験を98点で合格した勉強方法や会場の様子などをレポートしましたがいかがでしたか。

私の活動報告だけでなく、これから第二種電気工事士の取得を目指されている方の参考になれば嬉しいです。

技能試験の練習方法・試験会場などのブログはこちら

技能試験の詳細はこちらかご覧ください⇩

「欠陥が一つでもあると不合格」となる採点基準が厳しくなった技能試験を、整理収納アドバイザーの増田もとこが一発合格した練習方法についてブログに投稿しました。これから受験を考えられている方は、よかったら参考にしてくださいね。