防災も考えた整理収納アドバイザー
アレンジ収納ラボの増田もとこです。
はじめに
先日、和歌山県海南市で近畿府県合同防災訓練(和歌山県総合災訓練)のイベントが開催されていましたので見学に行ってきました!早速、会場の様子などレポートしていきます。
イベント内容
基本情報
はじめに、イベントの基本情報がこちらです。
近畿府県合同防災訓練(和歌山県総合防災訓練)
開催日:2023年11月4日(土)9:00~12:00
会場:関西電力株式会社海南火力発電所跡地
主催:総務省消防庁・和歌山県・和歌山県消防庁会


会場では、こちらの3つに分けてイベントが開催されていました。
- 救助訓練
- 展示ブース
- 車両展示
ではここからは、それぞれの特徴をレポートをしていきます。
① 救助訓練
まず1つ目が、救助訓練です。「中央構造線断層帯・根来断層を震源とする大規模地震(M6.5)が発生」を想定して救助訓練が行われていました。


少し離れた場所からなので細かい作業はわからなかったのですが、普段見ることができないハシゴ車など特殊車両を見ることができました。
②展示ブース
次に2つ目が、防災に関する展示ブースです。その中でも気になった6つのブースを紹介します。
1.和歌山地方気象台
雨、地震のパネル、雨量計等の測器の展示ブース


気象観測に使われる風速計や雨量計の展示。ペットボトルを使って竜巻の仕組みを楽しく学べる体験イベントが開催されていました。お子様達も楽しそう♪
2.土砂災害啓発センター
AR(拡張現実)技術を用いた防災学習砂場の体験ブース


砂場の形を変えるとリアルタイムで等高線が変化する体験コーナーがありお子様達も体験されていました。地図の等高線が苦手な方でも立体的にイメージできるのでわかりやすいですね!
3.和歌山県防災企画課
きいちゃんの災害避難ゲーム、和歌山県防災ナビ紹介ブース


和歌山県オリジナルの防災学習ツールの「きいちゃんの災害避難ゲーム」が展示されていました。実物を見たのは初めてなのですが、色が鮮やかで可愛い。楽しく防災を学べそうなゲームでした。
4.日本ドローンコンソーシアム
救助用ドローンの展示、パネル展示ブース


救助者用ドローンが展示されていました。カラビナを引っ掛けている金具を上に動かすことで浮き輪を要救助者に落とすことができるそうです。また、医薬品や食料なども届けられるので、道が寸断した時にも助かりますね。
5.NTT
171体験機による災害用伝言ダイヤル体験ブース


子供用と大人用に分けて災害伝言ダイヤルを体験できるコーナーを発見!POPもかわいいですね。実際に受話器を持って伝言を残したり親子で楽しみながら体験をされていました。注)本番用には子供用はありませんのでご注意くださいね。
6.石油連盟
防災に強い石油機器の展示ブース


「満タン&灯油プラス1缶運動」として備えの大切さや、正常な灯油の見分け方、保管方法などパネルでわかりやすく紹介されていました。
ポータブル電源対応石油ファンヒーター

また、低出力のポータブル電源で動かすことができる石油ファンヒーターも展示されていました。調べてみると、不完全燃焼防止装置や対震自動消火装置などの安全装置も搭載されているので、もしもの時にも安心して使えそうですね。

③展示車両
最後の3つ目は、展示車両です。水陸両用の大型車両や遠距離からの大容量放水が可能な車両など15台が展示されていました。


全国で2台しかない「レッドヒッポ」が展示。迫力がありますね!お子様達も目をキラキラさせながら乗ったり写真を撮る姿が印象的でした。
まとめ
今回のレポートはここまでです。いかがでしたか?
普段見ることができない救助訓練や、防災に関する展示ブースを直接見ることができ新たな発見や学びがたくさんありました。またこのような機会があれば参加してみたいと思います。
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