前回、ご紹介した「南紀熊野ジオパークセンター」「橋杭岩&お食事・お土産スポット」はお楽しみ頂けましたでしょうか?
今回は、 一段の滝として落差が133mもある日本1位の 「那智の滝」、熊野三山の1つ「熊野那智大社」、防災を学べる施設「和歌山県土砂災害啓発センター」をご紹介します。
那智の滝
一度は行ってみたい日本三名爆にも数えられる「那智の滝」
橋杭岩からは車で40分程で到着。車を停めて那智の滝へ


暑さを和らげてくれる森林に癒されながら、滝へと続く石段を降りていきます。約5分で滝に到着。パワースポットとしても人気のある 「那智の滝」。実は滝自体が、「ご神体」です。
本当に迫力があり美しい滝です。
そばに行くと、体いっぱいにマイナスイオンを感じることが出来ます。気持ちいいい。


拝観料を納めて、さらに中に入ったところで「延命長寿の水」を発見!!
早速、神盃で頂きました。(健康で長生きできると良いな(*^-^*))
さて、この迫力ある滝。どうやってできたかご存知ですか?
実は、那智の滝も橋杭岩と同じくマグマが固まってできた侵食に強い火成岩。その境界にある比較的柔らかい地層が、侵食され形成されたと言われています。
滝の下をのぞくと大きな石がゴロゴロ。
長い年月をかけて形成された滝。自然の力を感じることが出来ます。
熊野那智大社
那智の滝でパワーをいただいた私は、 熊野三山の一つである熊野那智大社へ。
拝殿までは、車か石段を登って参拝することができます。
せっかくなので、467段の石段に挑戦!
炎天下の中。この石段はかなりきついですね。
しかも、 道を間違えて遠回り(汗)汗だくになりながらなんとか到着です。


あらら。残念ながら拝殿は老朽化の為、改修工事中です。
その横には、樹齢約850年の大クスがあり、 護摩木( 300円 )に願意と名前を書いて空洞を通り抜けることで厄払いできる 「胎内くぐり」 を発見しました。
その他にも、 ブラタモリでも紹介された熊野那智大社の真横にある「青岸渡寺」から「三重塔」と「那智の滝」を一望できる境内もおすすめです。(感動して写真撮り忘れました(汗))
熊野那智大社にお越しの際は、是非、お立ち寄りください。
施設情報
那智の滝(熊野那智大社)
施設名 | 那智の滝(熊野那智大社) |
駐車場 | 500円~(場所によって金額が異なります。) |
住所 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1那智山1 |
アクセス | 【最寄駅】JR紀勢本線 紀伊勝浦駅 紀伊勝浦駅より熊野交通バスで那智山バス停まで約30分 |
ホームページ | http://kumanonachitaisha.or.jp/ |
和歌山県土砂災害啓発センター
那智の滝の「大門坂」駐車場南側に「和歌山県土砂災害啓発センター」を発見。個人でも入館できるかわからず、今回は見送りましたが、問い合わせしてみると、平成23年の紀伊半島大水害で、甚大な被害を受けた那智勝浦町に、土砂災害に関する研究および啓発の拠点となる施設として平成28年の春に完成したそうです。
この施設では、土石流を説明する大型模型や、県内の気候や土砂災害の危険度などを示したパネルの展示、映像もあり、いつでも誰でも防災を学ぶことができます。
あの大きな災害があったとは思えない穏やかな川。なぜ、甚大な被害になったのか。とても気になります。個人でも来館できるそうなので、次の機会に行ってみたいと思います。
ここで、耳より情報です↓
「 和歌山県土砂災害啓発センター 」では、自治会や自主防災組織などの団体様だけなく、少人数の個人でも研修を実施してくれるそうです。
紀伊半島の大水害だけでなく、お申込みいただいた方の地域を調べて研修してくれるので、より身近に防災を学ぶことが出来ます。
また、来訪者に合わせて 研修時間を調整してくれるので、観光とのスケジュールも組みやすいです。
尚、研修をご希望の方は、1ヶ月前のご予約が必要です!!
ご予約はこちら 0735-29-7531
施設情報
和歌山県土砂災害啓発センター
施設名 | 和歌山県土砂災害啓発センター |
電話番号 | 0735-29-7531 |
入館時間 | 9時から12時/13時から17時 |
休館日 | 原則として年末年始 |
入館料 | 無料 |
駐車場 | 大門坂駐車場(無料) |
住所 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町市野々3027番6 |
アクセス | ■JR紀勢線(紀伊勝浦駅)より熊野交通バスで約20分 那智山方面:「大門坂駐車場前」下車 ■自動車 近畿自動車道紀勢線すさみIC経由R24を経て約180分 |
ホームページ | https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/080604/top.html |
まとめ
今回の「活動記録」紀南シリーズはここまで。
お楽しみいただけましたでしょうか?
和歌山県は、山や川が多く自然豊かな住みやすい街ですが、災害にも遭遇しやすい地域です。
その為、安心な暮らしをするためには、防災を考え事前に対策することが必要です。
どうしても「防災」という言葉を怖がったり、現実逃避してしまいがちですが、自分の住んでいる土地の成り立ちやメカニズムを学ぶことで、どんなリスクがあるのか、考えて防災の準備をすることができます。
決して他人事ではありません。
いつ、どこで遭遇するかわからないのが災害です。まず、自分に必要な防災リュックを作ってみる事から初めてみませんか? 防災リュックの作り方がわからない!そんな方の為に、講座を企画中です。また決まりましたら告知させていただきますね。
和歌山は、観光をお楽しみいただきながら防災を学べる施設が沢山あります。ぜひ、お越しください。
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