防災も考えた整理収納アドバイザー
アレンジ収納ラボの増田もとこです。
和歌山市北部断水
2021年10月3日(日)午後
六十谷水管橋が破損した影響で
和歌山市北部が断水しました。
今回、断水したエリアは、
住宅も多く和歌山市民の約4割の方が
お住まいになられています。
そこで、今回学校や公園に設置された
仮設トイレ・マンホールトイレについて
特徴や気づきをレポートしていますので、
ご利用時の参考にしてください。
設置されたトイレの種類
仮設トイレと、マンホールトイレが設置されました。
それぞれの特徴はこちらになります👇
仮設トイレ

お祭りなどでよく見かける仮設トイレです。
階段になっているので、小さなお子様やご高齢者の方は気をつけください。

和式タイプです。
トイレットペーパーは準備されていました。
設置されたばかりなので綺麗な状態でした。

かぎ付きなので、防犯面は比較的安心かと思いますが、職員の方がいるわけではないので、一人の場合は、防犯ブザー持参をおすすめします。

右下のペダルを踏んで流すタイプです。
汚物が溜まらずに流せている間は、匂いも気にせず使えそうです。
和歌山市北部地域の仮設トイレ設置箇所
マンホールトイレ
マンホールトイレとは、
下水道管路のマンホールの上に簡易なトイレを設置し使用するものです。

一般用(緑)と車いす対応用(青)が設置されていました。
一般用

ファスナーで扉を開閉します。
下から上へのファスナーが開きます。

扉が開いた状態です。
鍵はありません。

空室の札

使用中の札
使用するときはひっくり返すのですが、
小さかったのでわかりにくいかな?
と思いました。
声掛けをおすすめします。

こちらは、洋式トイレです。
便座に座るので衛生面を考えて
除菌スプレーやシートの持参をおすすめします。

トイレットペーパーは準備されていました。

テントは固定されていました。
車いす対応

大きめのテントが張られていました。
扉がアコーディオンになっているので、
屈まずに開閉できます。

一般向けと同じトイレのようでしたが、
テントが広いので介助スペースを確保できます。

「流水用」としてお水が用意されていましたが、節水のため汚物やトイレットペーパーを流されていなかったので、直接見える、匂いがしました。苦手な方は対策が必要になります。
設備

マンホールトイレの仕組み図です。

排水用貯水槽に注水するための井戸水です。
紀の川北岸のマンホールトイレ設置箇所

和歌山市公式チャンネル
和歌山市公式チャンネルで
「災害時の重要なライフライン『マンホールトイレの使用方法』」が紹介されています。
まとめ
今回、2か所だけなので
他の施設は少し設備が違うかもわかりませんが
参考にしてただければと思います。
トイレを我慢すると体調を崩しやすいので、
匂いが苦手な方は、マスクを重ねたり脱ぎ履きがしやすい服装
などで対策をしてトイレに行ってくださいね。
一日も早い復旧を願っております。
関連ブログ
断水計画の時のブログですが、
断水から復旧した際の注意点を投稿しているので参考にしてください。
過去のサービスも掲載しているのでご注意ください。

【和歌山市北部断水】マンホールトイレの補足レポート!

【和歌山市北部】断水から仮復旧までを振り返って_レポート

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